仏教青年会は、明治23年に、福澤諭吉先生の援助のもと発会し、それ以来、幾多の活動や講演会を開催してきた慶應の伝統的なサークルです。会館(部室)にも仏教関係の書物や当時の活動が分かる資料がたくさん残されています。 このサークルはOBも多く、その年齢層とつながりは慶應でも屈指のものです。 ・仏教青年会はどんなところ? 仏教に関心のある部員が集まっていろいろな活動をするサークルです。慶應生ならキャンパスを問わず入部でき、活動への参加も自由です。(強制はありません。)部員同士はもちろんOBの方とも仲がよく、穏やかな雰囲気です。上下関係やお酒の強要などもまったく存在しません。 ・仏教青年会って何をするサークルなの? 仏教青年会では、お寺の座禅会に参加したり、部員が調べたことを発表しあったりと、仏教に関係する活動をしています。どれも強制ではありません。また、観光にでかけたり、みんなで鍋パーティをしたりといろいろ楽しい活動もしています。 また、年に1回OB主催の講演会があります。(講演者は、参議院議員・前駒沢大学学長・僧職のOB・NHKプロデューサーなど) ・他に、何かメリットあるの? 自慢は日吉校舎脇にある専用の部室です。電気・水道・ガスが完備されております。また、OBには仏教関係者の方も多いので、将来お寺を継ぐ方は是非入部してください。 ・怪しいサークルではないの? 仏教青年会は、仏教を含め、特定の宗教を信じることを強要するサークルではありません。私達は文連に属する慶応義塾大学の公認を受けたサークルで、顧問は文学部の佐藤先生にお引き受けいただいています。活動ではお寺に伺うこともありますが、しつこい勧誘を受けることはありません。 * OBの中にはお寺の住職など仏教関係者の方もいらっしゃいます。 * いわゆる偽装サークルは、表向きはスポーツサークルや文科系サークルを装っていることが多いです。また大学の公認サークルであることは稀です。 ・仏教をテーマにする理由は? 宗教と聞くと、今の日本ではネガティブなイメージが持たれがちでありますが、私達が出会ってきたお寺やお坊さんは、穏やかでどこかほっとする雰囲気を持っていました。坐禅会に参加するだけでも、一宗教としての仏教の実像が見えてきます。 仏教青年会では坐禅会に出かけますが、(どこかの宗教やセミナーと違って、無料(ワンコイン程度)の良心的なところに伺います。)坐禅には、睡眠の補完や精神の集中の効果があり、心も身体も健康になります。女性にもお薦めです。また、体験をすると実感することですが、坐禅によって自分を見つめなおすことができます。 仏教を知ることは、アジア文化・日本文化を知ることでもあります。人によって感じるものは違いますが、仏青で活動することで日本の新たな一面を知ることになるでしょう。 仏教をテーマにしたもの以外にも、いろいろと楽しい活動をしています!
(2008年に前HPにて掲載された内容を、修正して掲載しています)
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