5月21日に東京都の両国駅周辺にて歴史散策ツアーを行いました。
私たちが予約したツアーは、元禄から明治の両国を歩く「両国歴史コース」です。
両国という土地は歴史が深く、江戸時代には武家屋敷が多く存在していました。人の往来もあったことから、仏教などの宗教的な思想も栄えていたと言われています。
また両国は葛飾北斎が生涯過ごした土地でもあります。
今回はツアーが終わった後に、すみだ北斎美術館に伺いました。
その様子を部員の感想とともに振り返ろうと思います。
〈歴史散策ツアー〉
歴史を感じられるツアーで、とても勉強になりました。過去を生きた人々の積み重ねの上に私たちが立っているのだと思うと感慨深く、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
(新入生 / K.M.)
写真:両国駅付近 力士像前
ツアーでは赤穂浪士の討ち入りに関係のある場所を、ガイドの方の案内のもと巡りました。
文章や映像の中でしか知らない忠臣蔵を身近に感じられる、とても良い体験でした。
(新規生 / K.K.)
写真:回向院
初めて仏教青年会の活動に参加した、いろいろ見た、聞いた。主催者が用意したルートとガイドが話したエピソードはこのツアーを充実した。まだいっぱいなわからない言葉があるけど、もう一度そんな活動に参加したいと思う。
(留学生 / C.C.)
写真:江島杉山神社
〈すみだ北斎美術館〉
葛飾北斎の絵を見て感じたことは、彼は絵を描くことを本当に楽しんでいたのだということです。自分の好きなことに魂を注ぎ込める生き方は素晴らしいということを思い出しました。自分の生き方と将来を見直すきっかけになりました。
(新入生 / T.M.)
写真:すみだ北斎美術館
風景以外にも建物や動植物、道具の装飾などの絵があり、デザイン性が魅力的なものや少し滑稽なもの等、様々な絵を楽しめました。
(2年生/ N.K.)
写真:すみだ北斎美術館
〈総括〉
今回はガイドさんに同行していただき、両国で歴史散策を行うことができました。
現代は本やネットで簡単に調べることができるものの、現地に赴き、その土地に詳しい方からお話を聞く機会というのは滅多にありません。
そのため今回のツアーは、参加した学生全員にとって貴重な時間だったと考えます。
またすみだ北斎美術館を訪れたことで、その土地の文化についても詳しく知ることができました。
今後もフィールドワークの機会を増やし、仏教が根付いたその土地の歴史や習俗について、深く学んでいきたいと考えます。
代表:山口桃佳
写真:吉良亭跡で撮影した集合写真
Comments