11月19日、神奈川県の大山(おおやま)にて、大山寺・大山阿夫利(あふり)神社の見学や、紅葉狩りを行いました。
今回は、特に大山で紅葉のライトアップが行われている時期でしたので、青空から日没、夜間のライトアップまで、多彩な大山の景色を堪能することができました。
私達はまず小田急線の伊勢原駅から、バスに乗って大山ケーブル駅へ向かいました。
大山は古くから人々の信仰の対象であり、特に江戸時代は庶民参拝がさかんでした。年間20万人もの人々が大山を訪れていたのだそうです。
バスの中では、落語と共に大山を紹介する自動アナウンスが放送されていたのが印象的でした。
バス停「大山ケーブル」からケーブルカーの駅までは、「こま参道」という道をしばらく歩きます。
こま参道では、伝統的工芸品である「大山こま」の他、軽食や地元の野菜、「とうふアイス」など様々な商品がありました。
大山ケーブル駅からはケーブルカーで登ることができるのですが、私達はケーブルカーを使わず、登山道を使って終点である大山阿夫利神社下社を目指すことにしました。
登山道には男坂と女坂の2つがあるのですが、今回は女坂を登り、道中にある大山寺に寄って見学を行うことにしました。
女坂には「七不思議」があるらしく、道中 隅に立つ看板も楽しみながら登りました。
大山寺の手前にある最後の階段です。
紅葉のトンネルと、道の左右に並び立つ石像が印象的でした。
上から振り返ると、紅葉の隙間から伊勢原の景色を一望することができます。
大山寺の前では「大山寺」と書かれた美味しいおまんじゅうを頂きました。
この日は「もみじ祭り」に合わせて御開帳日となっており、堂内を見学させていただくことができました。
堂内には国宝であり御本尊である「大山不動像」を間近で拝むことができました。
ほかにも様々な貴重なものがあり、大変ありがたく感じました。
大山寺からは、さらに上の大山阿夫利神社下社まで歩いて向かいました。
道中には無明橋という橋があり、話をしながら渡ると災いが起こると書かれていたのですが、看板に気づかずに話しながら渡ってしまいました。(今のところ災いは起きていません…。)
道中、かなり険しい道もあったのですが、その後なんとか下社にたどり着くことができました。
下社から見る景色はまさに絶景です。
天気もよく、遠くまでよく見渡すことができました。
こちらでは温かい豚汁が提供されていました。
冷えた体が温まり、疲れが飛んでいくように感じました。
そして日が落ちてくる時間帯になりました。既に月が明るいです。
素晴らしい夜景でした。
下山前に、下社前で期間限定出店していたらーめん店「AFURI」で夕食をいただきました。
こちらは「柚子醤油らーめん」です。
登山で疲れ切った体で食べるあたたかい食事は格別でした。
帰りは、紅葉のライトアップを車窓から楽しむため、ケーブルカーを利用して下山することにしました。
ケーブルカーが発車すると車内の照明が消え、大きな窓からカラフルに照らし出された紅葉を見ることができました。
このままバスに乗り伊勢原駅で解散しました。
最後まで非常に充実した活動となりました。
次回は12月23日に浅草散策を行う予定です。
年の瀬が近く、寒い日が続きますが、どうか温かくお過ごしください。
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