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4月寺社巡りのご報告

仏教青年会では、2023年4月23日(日)に、原宿・半蔵門周辺で今年度最初の寺社巡りを行いました。


今回の寺社巡りでは、20名を超える方々が参加しておりました。先日、日吉キャンパスにて新歓を行いましたが、その際に当会に興味を持ってくださった方々が多く参加してくださいました。コロナ禍では活動が大幅に制限されていましたので、これほど多くの方々の参加は経験したことがなく、とても新鮮な気持ちでの活動となりました。


今回訪問したのは、明治神宮、東郷神社、半蔵門ミュージアムの3箇所です。


明治神宮は、大正9年(1920年)に創建された、明治天皇と昭憲皇太后を祀る神社です。一帯に広がる広大な明治神宮の杜は、「永遠の杜」となることを目指して、およそ100年前に造られた人工林です。


私達が集合したのは、JR原宿駅の隣の神宮橋です。全員集まると、第一鳥居をくぐり、南参道から本殿へ向かいました。



道中には、木造の明神鳥居としては日本一の大きさの大鳥居があります。


明治神宮本殿

本殿を訪れた後は、明治神宮ミュージアムという施設を見学しました。この施設では、2階の展示室で様々な宝物が展示されています。展示室の中心に配された「六頭曳儀装車」は圧巻です。


次に訪れたのは明治神宮の御苑です。この御苑は、明治天皇が昭憲皇太后のために整備されたと言われています。南地に張り出した「お釣台」からはコイや鳥を眺めることができ、自然の営みを感じることができました。


南池(なんち)

お釣台

隔雲亭

南池から少し進むと、菖蒲田や清正井が現れます。菖蒲田のシーズンは6月なので、まだあまり咲いている花はありませんでした。



清正井(きよまさのいど)

この後訪れたのは、原宿の喧騒を抜けた先に現れる東郷神社です。ここでは、日露戦争で連合艦隊司令長官として指揮を執った東郷平八郎が祀られています。この神社では4色の鮮やかな旗がシンボルとして使われていますが、これはZ旗といい、国際信号旗に由来するものです。


東郷神社を訪問した後は、地下鉄で半蔵門に移動し、半蔵門ミュージアムを訪れました。半蔵門ミュージアムでは、真如苑が所蔵する仏教美術品が公開されています。常設展示の一つに、重要文化財に指定されている大日如来坐像があります。また、現在は「修験と密教の美術 祖師とみほとけ」という特集展示が開催されていて、修験道にまつわる展示品を見ることができました。中には2~3世紀頃の大変古い展示品もあり、仏教の持つ歴史の長さを間近で感じることができました。


今回の活動は、新年度初ということもあり、多少不備もあったかと思いますが、参加された方々は非常に積極的に交友を深めていて、ありがたい限りでした。また、今回の活動をきっかけに当会に入会してくださった方々もおり、開催できて本当に良かったと感じています。今後も仏教をきっかけとし、学年や学部を超えて交流を深められるような企画をおこなって参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。


次回は、5月中旬に写経会をおこなう予定です。

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